企業や個人が求める働き方に合わせたオフィス環境を。
2022年7月に一般企業を対象に行った従業員の出社率に関する調査では、出社率80%と回答する企業が最も多く、次いで出社率50%という回答でした。
内訳をみると、割合に差はありますが出社率10%~100%まで回答が分散しています。これは、リモートワークを実施してから一定期間が経過し、リモートワークとオフィスでの勤務それぞれのメリット・デメリットが明確になり、業務の内容や目的に応じて両者を使い分ける働き方が広がったことが理由の一つとして考えられます。
今後は、「リモート勤務かオフィスでの勤務か」の二者択一ではなく、業種や業務内容に合わせて働く環境を整えることが求められており、オフィス戦略もそれに応じて見直す必要があります。オフィスの面積や、立地など、これまでの画一的な基準に囚われず、各社各様の働き方に合わせて多面的に検討することが、オフィス戦略の最適解を導き出す鍵となるでしょう。
※出典 : オフィスジャーナルVol.38アンケート調査結果 2022年7月20日