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オフィスリサーチデータ

オフィスマーケットの変化 移転による賃料削減の契機に

2020年1月時点と比較したセンターオフィスの一か月あたりの賃料変化

空室率が上昇し、賃料水準が低下 希望の物件を見つけるチャンス

オフィス賃料の変化に関する調査によると、コロナ禍以降センターオフィスの月額賃料が「上がった」と回答した企業は2%、「変わらない」は86%、「下がった」は12%でした。ここで注目すべきは、「下がった」と回答した企業の理由です。月額賃料が下がったと回答した企業のうち、50%が移転を実施しています。ここから、移転したことで、面積縮小もしくは坪単価が減少し、賃料が下がっていることがわかります。東京主要7区のオフィスビルの空室率は、2020年1月末は1.27%、2022年3月末は6.89%と上昇傾向にあり、平均募集賃料は、2020年1月末は29,283円/坪、2022年3月末は27,016円/坪と下落傾向にあります。
物件の選択肢が多い現在、自社に適した物件を検討し、移転することで賃料コストを抑えられる可能性があります。この傾向はしばらく続くと見込まれています。

※出典 : オフィスジャーナルVol.37アンケート調査結果 2022年3月23日

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