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【浅草橋】時の重なりが紡ぐ、賑わいと繋がりの「浅草橋」

アクセスと歴史が交差する浅草橋

浅草に近く、東京の下町情緒と独特の雰囲気が感じられる浅草橋はアクセス性も利便性も高い街です。足元の「浅草橋」駅はJR中央・総武線、都営地下鉄浅草線の2路線が接続。総武線の隣駅はターミナル駅である「秋葉原」駅、「浅草」駅からは浅草線で2つ目の駅で、軽快なON/OFFをサポートします。また、浅草線は京急線・京成線が乗り入れる空港アクセスラインでもあり、浅草橋駅から「羽田空港第1・第2ターミナル」駅、「成田空港」駅へ直結しています。
駅から少し歩くと船宿が立ち並ぶ隅田川があり、屋形船が川面を走る光景が印象的です。近年では川を挟んで東京スカイツリーがそびえ、昔ながらの下町風情と都市の雰囲気を併せ持つロケーションが広がります。
浅草橋という地名は、江戸時代のころ神田川にかけられた橋に由来しています。江戸城の警護のため36箇所に設けられた江戸三十六門(見附)の一つ「浅草御門」がこの地にあり、その御門の前にかかる橋ということから、浅草橋と呼ばれるように。駅を降りて右手の浅草橋のたもとには、浅草見附跡の碑があります。

問屋街として栄えてきたアイデンティティ

朝晩はビジネスパーソンが行き交う浅草橋駅周辺ですが、そもそも浅草橋は都内有数の問屋街として古くから名高い街です。人形、模型、文具、衣料品、店舗装飾などを専門とする卸売業者が現在でも集まり、小売商をはじめとした多くの人が利用しています。
もともと浅草橋を通る日光街道は、浅草寺に続く参詣道と神田川の船運が交わる活況ある場所柄で、江戸時代(享保年間1716~1736年)から参詣土産の人形問屋が並んでいた歴史があります。頻繁に雛市が開かれたことが、この地を中心に雛人形や五月人形などを取り扱う問屋が増えた所以です。今でもJR浅草橋駅を挟んで南北に「吉徳」「久月」「秀月」といった老舗人形店が並ぶ大通りの風景はまさに浅草橋名物と言えるでしょう。一般客が買い物できる店も多く、アクセサリーパーツ店やディスプレイ用品店、手芸店など眺めているだけでも楽しい多彩な卸問屋が軒を連ねています。
駅近くの繁華街とともに、JR浅草橋駅前の高架に沿って居酒屋が立ち並ぶ風景は昔ながらのものですが、最近は外国人観光客を意識した店も増えてきています。また、浅草橋の問屋街としてのモノづくりの風土は近年新しい感性と響き合い、倉庫などをリノベーションしたショップや感度の高い個人店やカフェ、ギャラリーなど独自のカルチャーを生みだしています。若手のクリエーターが活躍する場としての一面もあり、伝統と新しさの魅力が融合した街として発展し続けています。

一体的に愉しめる、両国界隈の魅力

浅草橋駅につづく隣の両国駅界隈は、その雰囲気を身近に感じるエリアです。両国駅の隣にある国技館(通称:両国国技館)は、大相撲をはじめボクシングなどの格闘技やライブなどが行われている人気スポット。この辺りは相撲部屋が点在し、力士が行き交うのが日常風景となっています。
そんな両国では江戸の伝統文化を伝えるスポットが多数集まっているのが魅力です。代表的なのは江戸時代へタイムスリップしたような展示空間「東京都江戸東京博物館」。江戸の街並などを再現したその美しく壮大なジオラマ模型はもはや芸術作品というべき見所のひとつです。
2016年にオープンしたのが浮世絵作家・葛飾北斎のオリジナル作品を展示する「すみだ北斎美術館」、“粋な江戸の食文化を楽しむ”をコンセプトとした「‐両国‐江戸NOREN」には江戸前寿司や天ぷら、蕎麦など12の和食店が集結。ランチにも仕事帰りにも江戸の食を堪能でき、浅草橋駅周辺から両国エリアにかけて充実しているグルメスポットとともに、おすすめです。

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