大規模な再開発ラッシュ!
田町が多くの企業が注目する街に
線路を挟んで異なる顔を覗かせるユニークな街、それが田町です。
「田町タワー」の建設予定地であるJR田町駅西口には、日本を代表する大手メーカー企業の本社や外資系企業のオフィスビルが連なります。東京都中央区と神奈川県横浜市を繋ぐ第一京浜国道は、京浜地区における交通の大動脈として大きな役割を果たしています。また、第一京浜を渡ると、古き良き日本の風景が残る「慶応仲通り商店街」が見えてきます。この商店街には、これまで多くのサラリーマンや学生の胃袋を掴んできた数多くの飲食店が軒を連ねています。
ビジネス拠点としての強みを持つ西口に対して東口(芝浦口)は、街中に運河が張り巡らされ、都内でもまれな景観です。駅直結でミクストユース型の複合施設「msb Tamachi(ムスブ田町)」や高層マンション群「芝浦アイランド」の周辺には、バラ園のある緑豊かな「芝浦中央公園」や、見晴らしの良い「芝浦ふ頭」が整備されています。運河を活かした、水と緑を感じさせる独特かつ閑静な街並みは、穏やかな空気に包まれています。
顔を上げると東京タワーが見え、日常に“都会らしさ”を感じさせる田町エリアはアクセスも申し分ありません。新幹線が発着するJR東京駅とJR品川駅まで10分圏内。JR田町駅に隣接する都営浅草線の三田駅から京急空港線直通の電車に乗れば、東京国際空港(羽田空港)まで乗り換えなしで、30分ほどで行けます。そんな国内外への機動力が高い田町エリアは、ビジネス拠点としても好立地。最近では、スタートアップ企業やIT企業など、幅広い業種の企業が集まり、実は数多くのビジネスチャンスが広がる街でもあります。
また、多くの再開発が進行中の田町エリアでは、街全体から開発熱がほとばしっています。それを象徴する建物の一つが、2023年6月末に竣工予定の「田町タワー」です。高さ約156mの地上29階・地下2階のオフィスビルで、のちに「江戸無血開城」に繋がる勝海舟と西郷隆盛の会談が行われた薩摩藩の蔵屋敷の跡地に建設されます。
「田町タワー」の開発は、三菱重工業と50年以上も田町を見守り続けてきた田町ビルと徳栄商事の3社による共同事業です。田町エリアの将来性について、徳栄商事不動産部次長の橋本泰史氏はこう分析します。
「現在、田町駅の西口・東口では大規模な再開発が行われていて、今後もしばらくは続きます。田町エリアは商業的なコンテンツが乏しい点が弱点と言われてきましたが、JR田町駅西口の森永プラザビル建て替えと、東口の東京工業大学田町キャンパス跡地の再開発で、この点も解消されそうです。これから先の10年、田町・三田駅周辺だけ見ても、昼間人口が数万人規模で増加が見込まれています。」
環境の良さ、利便性の高さに加えて、今後は人を呼び込める街に変貌を遂げる田町駅は、高いビジネスポテンシャルを秘めた地域でもあるのです。
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