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トレンド・知識

開かれたオフィスがイノベーションを創出する

新しい働き方は、外部の人との接点を増やすこと!?

仕事をする上で、社内の人だけではなく、外部の人との接点を増やすことは新たなアイデアや気づきを生むことに繋がるのではないでしょうか。昨今、オフィスを持たずに自宅で仕事をしたり、シェアオフィスのように共同の事務所にデスクを持つ会社も増えてきています。そんなワーカーや企業の外部との交流は今後、働き方やビジネスチャンスの可能性を広げてくれる大切なファクターです。
今やオフィスは単なる“働く場所”ではなくなりつつあります。自社の社風やビジョンを象徴する重要な採用ツールであり、ネットワークの発達により強力な情報発信メディアにもなり得ます。また、企業の内と外をつなぐ、といった様々な意味合いを持つ場として注目してもよいでしょう。
かつては情報セキュリティの面から“閉じた存在”だったオフィスですが、昨今は大企業と小さなスタートアップ企業がコラボレーションするような時代になり徐々に壁がなくなり“開いてもよい存在”“、積極的に“開こう”と意識が変化してきています。

オープンコラボレーションへの関心の高まり

コラボレーションは自社だけでなく、異業種、異分野が持つ技術やアイデア、知見の交流を前提に、1つの目標に向かって協力して新しい価値を生み出す、いわばチームで行う活動です。
そのためには同じ会社で働く社員はもちろん、社外の人との接点を増やすためにオフィス内の一部を開放してコワーキングスペースを設けたり、カフェテリアを設けたりと、さまざまな工夫が必要になってきます。
さまざまな情報やまわりの状況が共有できる環境をつくることで、コラボレーションは活性化します。多様な個性や才能、価値ある情報が集まるオープンコラボレーション(※)が生まれる環境づくりが、ますます今後のオフィスのトレンドになっていくのではないでしょうか。

※オープンコラボレーション…オープンな場で異なる業種・分野の技術やアイデアなどが交流するコラボレーションのこと。

イノベーション創出のきっかけに

コラボレーションにあたって、多くの企業では専門の部署や担当者を置いており、内部に独立したポジションをつくることで社内を整理し、そこから外部とつながる流れをつくることが重視とされています。
コラボレーションの事例としては外部との出会いに触発されて、これまでに発想されていなかった新事業に進出したり、マーケティングの一環として利用したり、ユーザーとのコラボレーションをひとつのオープンイノベーションとして活用するといった動きが見られます。このほかにも、メーカーなどが技術ではなくアイデアを募集したり、課題を提示して解決策を募集するイノベーションコンテストを開いたり、専門家を募集したりと、さまざまな視点でイノベーションに向けた取り組みが行われています。
「予期せぬ出会い」・「社外の世界との交わり」が、自社・オフィス単独ではなし得なかった新しい価値を生み出す貴重な機会となっています。共感し合う他者が互いに刺激を受けながら、協働するコラボレーション作業の中から、今後ますます組織や社会を変革する新たなイノベーションが創出されていくのではないでしょうか。

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