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【四谷】四谷エリアの歴史や魅力とは?特徴やオフィス情報も交えてご紹介!

歴史を感じさせる街並みと、外濠や新宿御苑などの緑豊かな環境が身近にある四谷エリア。JRと東京メトロの複数路線を利用でき、東京都心の主要エリアへ移動しやすいことから、オフィスの移転先として検討されることも多い地域です。本記事では、四谷エリアの歴史や街の特徴、交通環境に加え、代表的なオフィスビルについてご紹介します。

東京都心部に位置し、交通と商業、教育、居住などの機能が集まる四谷エリア。四ツ谷駅周辺には江戸城外堀の地形や歴史的資源が残り、西側には新宿御苑をはじめとする緑豊かな空間が広がっています。2020年には駅前の大規模複合施設CO・MO・RE YOTSUYAが竣工し、業務・商業・居住・交流機能を備えた新たなランドマークも形成されました。
交通利便性に加え、大規模なオフィスビルから中小規模の物件まで選択肢がみられることも、四谷エリアの特徴です。本記事では、四谷でオフィスをお探しの方や、東京で移転先を比較している方に向けて、街の成り立ち、交通・周辺環境、代表的なオフィスビルについて、ご紹介します。

四谷エリアの歴史

■「四谷」の由来
現在の四谷四丁目交差点付近には、かつて旅人が休憩する4軒の茶屋があり、「四つの茶屋」が転じて「四谷」という地名になったと伝えられています。江戸時代には既に四谷の地名が使われており、人々が集まる交通の中心地として発展していきました。

■江戸時代
江戸幕府が開かれた後、日本橋から甲府方面へ延びる甲州道中が整備され、街道沿いの四谷には武家屋敷や町屋などが形成されました。1616年には、甲州道中における江戸の出入口として四谷大木戸が設置され、通行する荷物を検査する番屋も置かれました。人や物資が行き交う四谷は、江戸市中と郊外を結ぶ交通の要所として発展していきました。
1654年、羽村から四谷大木戸まで約43kmにわたる玉川上水が開通しました。四谷大木戸から先は、石樋や木樋を通じて江戸市中へ水が供給されていました。また、大木戸脇に設けられた水番所では、水量の調整やごみの除去などが行われ、江戸の人々の暮らしを支える水道の管理を担っていました。
その後、江戸城の大規模な外堀普請が行われ、四谷見附などの城門が整備されました。外堀工事や江戸市街の拡大に伴い、麹町周辺などから寺社が移転したことで、須賀町や若葉周辺には寺院が集まる寺町が形成されました。現在も四谷周辺には寺社や史跡が点在し、オフィスビルや住宅が並ぶ街の中に、江戸時代から続く地域の歴史が残されています。

■明治・大正時代
1878年、郡区町村編制法の施行により四谷区が設置されました。1889年には甲武鉄道の新宿・立川間が開業し、1894年に新宿・牛込間が開業したことで四ツ谷駅と信濃町駅が設けられました。その後、甲武鉄道は国有化され、現在のJR中央線につながる鉄道網が形成されていきました。
鉄道の開通後、四谷は東京都心と新宿方面を結ぶ地域として発展しました。外堀の一部は甲武鉄道、現在のJR中央線の敷地として利用され、四ツ谷駅周辺では江戸時代の外堀と近代以降の鉄道施設が近接する、特徴的な都市景観が形成されました。現在も四ツ谷駅周辺では、外堀の地形や石垣の一部を見ることができます。

■昭和から現在まで
四谷を含む新宿区域は、1945年の空襲によって大きな被害を受けました。終戦後には復興と都市整備が進められ、1947年に旧四谷区・牛込区・淀橋区の3区が統合され、現在の新宿区が発足しました。オフィス、店舗、住宅などの建設が進み、四谷は新宿区東部の業務・居住地域として新たな街並みを形成していきました。
1964年の東京オリンピックに向けては、東京都内では幹線道路、首都高速道路、競技施設などの整備が進められました。四谷周辺でも道路や交通環境が変化し、戦後の復興とともに建築物の更新が進みました。新宿駅周辺の大規模な商業・業務集積とは異なり、四谷では幹線道路沿いのオフィスと、住宅、学校、寺社、飲食店などが共存する街並みが形成されています。
1996年には地下鉄南北線の四ツ谷駅が開業しました。現在の四ツ谷駅には、JR中央線快速、中央・総武線各駅停車、東京メトロ丸ノ内線・南北線が乗り入れており、東西方向と南北方向の双方へ移動できる交通結節点となっています。
近年は、四ツ谷駅前でCO・MO・RE YOTSUYAが開業したことにより、業務・商業・居住・教育・公益機能を備えた街区が形成されました。一方、しんみち通りや三栄通り、須賀町・若葉周辺には、従来からの飲食店や寺社、住宅などが残されています。大規模な駅前開発と、歴史を受け継ぐ街並みの両方が見られる点が、現在の四谷の特徴です。

四谷エリアの特徴

四谷エリアにはオフィス、商業施設、学校、住宅などが集まることから、平日にはオフィスワーカーや学生、地域住民など多様な人が行き交います。駅前の大規模複合施設だけでなく、幹線道路沿いのオフィスビル、路地沿いの飲食店や寺社、外濠や庭園などの緑地も身近にあります。ここからは、オフィス移転を検討する際に押さえておきたい四谷の交通環境と周辺施設をご紹介します。

■交通の利便性
四ツ谷駅には、JR中央線快速、中央・総武線各駅停車、東京メトロ丸ノ内線・南北線が乗り入れています。JR中央線快速を利用すれば東京駅方面と新宿駅方面へ移動でき、中央・総武線各駅停車では御茶ノ水・秋葉原・千葉方面および新宿・三鷹方面へ向かうことができます。丸ノ内線と南北線も利用でき、目的地に応じて利用路線を選択できることが特徴です。東京駅、新宿駅、赤坂見附駅、御茶ノ水駅、市ケ谷駅などへ乗り換えなしでアクセスできるため、東京都心に営業先や取引先が分散している企業にも利用しやすい交通環境です。複数路線を利用できることは、従業員の通勤経路を検討する際や、移動経路を選ぶ際にも注目したいポイントです。
道路交通では、新宿通りと外堀通りが四ツ谷駅周辺で交差しています。エリアを広く捉えると、靖国通り、外苑東通り、外苑西通りなどの幹線道路も利用できます。鉄道だけでなく、タクシーや営業車による移動も想定しやすいため、来客や外出が多い企業にも検討しやすい交通環境です。

■都心にありながら緑と歴史を身近に感じられるエリア
四谷周辺には、新宿御苑や外濠沿いの公園・緑地など、都心にありながらまとまった緑を感じられる場所があります。四ツ谷駅周辺の外濠は、江戸城外堀跡として国の史跡に指定されており、現在も水辺、石垣、橋、鉄道、公園などが重なる特徴的な景観を形成しています。 外濠周辺では、春になると桜並木を楽しむことができます。また、須賀町・若葉周辺には須賀神社をはじめ、多くの寺社が集まっています。オフィスビルが並ぶ駅前から少し歩くと、外濠の地形や寺町の歴史を感じられる街並みに触れられることも、四谷エリアの個性です。

■買い物や食事に利用できる施設も充実
四ツ谷駅周辺には、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなど、日常的な買い物に利用できる店舗があります。駅にはアトレ四谷があり、駅前には2020年に竣工したCO・MO・RE YOTSUYAの商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」があります。オフィスワーカーが昼食や仕事帰りの買い物に利用できる施設が、駅周辺に集まっています。
また、四ツ谷駅近くにはしんみち通りをはじめ、周辺には飲食店が集まる通りもあります。昔から営業する店舗に加えて、和食、洋食、各国料理などの幅広い選択肢がみられることから、日常的なランチから会食まで、目的に応じた店舗を探すことができます。飲食店の選択肢が駅周辺に集まっていることは、このエリアで働くオフィスワーカーの利便性にもつながります。

四谷エリア(市ヶ谷・飯田橋・水道橋周辺含む)の潜在空室率・平均募集賃料

四谷エリア(市ヶ谷・飯田橋・水道橋周辺含む)の潜在空室率・平均募集賃料のグラフ
2025年
9月
2025年
10月
2025年
11月
2025年
12月
2026年
1月
2026年
2月
2026年
3月
2026年
4月
2026年
5月
2026年
6月
2026年
7月
2026年
8月
2026年
9月
潜在空室率0.94%0.86%0.91%0.75%1.05%1.26%1.34%1.21%1.25%1.00%0.78%0.90%0.89%
平均募集賃料/坪¥29,331¥29,331¥28,261¥28,896¥29,759¥27,957¥27,808¥28,973¥29,466¥30,864¥31,423¥31,432¥31,224

※2025年4月末時点データより、募集中の全フロアを対象とした中長期的な市場の供給状況を示す従来の「空室率」を「潜在空室率」と再定義しています。

2026年9月末時点 調査対象ビル棟数 56棟

出所:MRESデータ

■潜在空室率

2026年9月の主要大型ビルの潜在空室率は0.89%でした。

■平均募集賃料

2026年9月の主要大型ビルの平均募集賃料は31,224円/坪でした。

四谷エリアの代表的なオフィスビル

四谷エリアでは、駅前にCO・MO・RE YOTSUYAが開業したほか、新宿通り沿いではフロントプレイス四谷が竣工するなど、近年もオフィス環境の更新が進んでいます。ここでは、四谷でオフィス移転を検討する際に確認しておきたい2つの施設についてご紹介します。

■CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)
CO・MO・RE YOTSUYAは、2020年に竣工しました。名称には、四谷で人と街がつながり、憩いとにぎわいのある施設へ成長してほしいという考えが込められており、CO・MO・REは「木漏れ日」と、共同・共通やつながりを意味する「COMMON」を組み合わせた造語です。
同施設は、2020年度の日本都市計画学会計画設計賞を受賞し、国公有地の活用、地域防災性の向上、駅前のにぎわいと交流拠点の形成、立体的な緑地空間の確保などを実現しています。地区の面積は約2.4haで、オフィス棟のYOTSUYA TOWERを中心に、商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」、住宅、教育施設、公益施設、広場などで構成されています。業務機能だけでなく、買い物、交流、居住、地域活動などの機能を一つの街区に集約した複合開発です。YOTSUYA TOWERは地上31階・地下3階、高さ約145mのオフィス棟で、基準階の面積は600坪を超え、天井高は2,800mmです。四谷エリアでまとまった面積のオフィスを探す企業にとって、検討対象となる規模を備えています。また、敷地内には「コモレビの広場」や、駅前側の「出迎えの広場」など、緑豊かな空間が広がっています。外濠周辺の地形や緑との連続性を意識した、多段状の緑地空間が広がっているのも街区の特徴です。
防災面では制振構造が採用され、停電時にはオフィス専有部へ15VA/㎡の電力を供給できる設備となっており、中圧ガスの供給が停止した場合にも、非常用発電機によって72時間の電力を維持できる設備が設けられています。災害時には、帰宅困難者の一時滞在場所、地域住民の一時集合場所、地域防災倉庫などの機能も備えており、コモレビの広場には、災害時に利用できるマンホールトイレが設けられている等、オフィス専有部の事業継続を支える設備に加え、駅前街区として地域防災を支える機能が配備されています。
建物周辺には赤坂御用地、迎賓館、外濠公園などの緑地があり、高層階からは周辺の緑や東京都心の街並みを望めます。四ツ谷駅に近接しながら、外濠や赤坂御用地方面の緑を身近に感じられる環境は、四谷駅前に立地する同ビルの特徴の一つです。

■フロントプレイス四谷
フロントプレイス四谷は、2023年1月に竣工した地上10階・地下1階の複合ビルです。新宿通りと津の守坂通りに面し、東京メトロ丸ノ内線の四谷三丁目駅から徒歩3分、四ツ谷駅から徒歩8分と案内されています。曙橋駅も徒歩圏にあり、移動先に応じて複数の駅と路線を使い分けられる立地です。
建物にはオフィスと賃貸住宅が設けられ、上層2フロアが住宅となっています。大規模な駅前オフィスとは異なる規模のオフィスを検討できるため、必要面積や組織構成に応じて移転先を比較したい企業にとって選択肢の一つとなります。 屋上には、オフィス入居者専用の庭園テラスが整備されています。執務室とは異なる屋外の共用空間が設けられており、休憩や気分転換、入居者同士の交流などに活用できます。働く場所を検討する際には、執務スペースの広さや設備だけでなく、こうした共用空間の有無も確認しておきたいポイントです。
セキュリティ面では、防犯カメラと入退館システムによる24時間の無人監視が導入され、日中は有人警備が行われています。オフィス部分はBELSで3つ星を取得しており、省エネルギー性能にも配慮されています。

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四谷エリアで賃貸オフィスをお探しなら

四谷エリアでは、四ツ谷駅にJR中央線快速、中央・総武線各駅停車、東京メトロ丸ノ内線・南北線が乗り入れています。新宿通りと外堀通りが交差し、周辺の幹線道路も利用できるため、鉄道と自動車の双方による移動を検討できます。駅前にはCO・MO・RE YOTSUYAが整備され、オフィス、商業施設、住宅、広場などを備えた街区が形成されています。一方で、四谷エリアには外濠の緑や寺町の歴史、しんみち通りなど従来からの街並みも残されています。駅前の大規模ビルだけでなく、新宿通り沿いの中規模ビルや、四谷三丁目・曙橋方面の物件も含めて検討することで、必要面積、賃料、築年数、駅からの距離などに応じた選択肢を比較できます。
オフィス移転を円滑に進めるためには、希望時期から逆算して、必要面積、予算、交通環境、設備、BCP、通勤経路などを整理することが重要です。三菱地所リアルエステートサービスでは、現オフィスの課題整理から働き方の検討、適正面積の算定、候補物件の選定まで、オフィス移転に関する各種サービスを提供しています。
また、三菱地所リアルエステートサービスの賃貸オフィス検索サイトでは、賃料、面積、最寄り駅からの所要時間などの条件を設定し、物件を検索できます。四谷エリアをはじめ、複数のエリアや物件条件を比較し、自社の事業内容や働き方に合ったオフィスを検討する際にお役立てください。


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公開日:2023年11月20日
更新日:2026年10月23日

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